お前なんか
2002年5月29日今日は学校サボってスケッチに行ってきた。近くの公園でスケボーやってるバカ共をターゲットにスケッチ。
以前の日記でミソスープを書いたが今日も面白い人がいました。
超大音量でヒップホップを垂れ流しつつベンチとかの上を飛び越えていく連中を描いていると、自転車に乗った少年が独り現れた。その少年はおもむろに、俺が苦労して呼び寄せ手なずけた30〜40羽の鳩の群れにつっこんできた。飛び立つ鳩の隙間から少年の笑顔が見える。まるで映画のワンシーンのような登場にしびれた僕はしばらく呆然としていた。
ここまでは別に問題はない。むしろカッコイイ。しかしこのあとすぐに自分の耳を疑うことに。
「お前なんかボスじゃない!お前なんかボスじゃない!」
少年は突然、鳩に向かって叫びだした。自転車に乗りながら鳩を追う少年。そして罵倒。目の前でなにが起こっているのかしばらく理解できなかった。「お前なんかボスじゃない」少年ははっきりとそう叫んでいる。鳩に向かって。
10分ほど経っただろうか。いつの間にか少年は走り去り、鳩もすっかり怯え、消えていた。
これは僕の推測でしかないが、少年は鳩に向かって本音を叫んでいたのではないか。普段友達に言ってやろうと思っても、言えない一言を。
「お前なんかボスじゃない!」
もしそうならなんて楽しそうな生活だろう
以前の日記でミソスープを書いたが今日も面白い人がいました。
超大音量でヒップホップを垂れ流しつつベンチとかの上を飛び越えていく連中を描いていると、自転車に乗った少年が独り現れた。その少年はおもむろに、俺が苦労して呼び寄せ手なずけた30〜40羽の鳩の群れにつっこんできた。飛び立つ鳩の隙間から少年の笑顔が見える。まるで映画のワンシーンのような登場にしびれた僕はしばらく呆然としていた。
ここまでは別に問題はない。むしろカッコイイ。しかしこのあとすぐに自分の耳を疑うことに。
「お前なんかボスじゃない!お前なんかボスじゃない!」
少年は突然、鳩に向かって叫びだした。自転車に乗りながら鳩を追う少年。そして罵倒。目の前でなにが起こっているのかしばらく理解できなかった。「お前なんかボスじゃない」少年ははっきりとそう叫んでいる。鳩に向かって。
10分ほど経っただろうか。いつの間にか少年は走り去り、鳩もすっかり怯え、消えていた。
これは僕の推測でしかないが、少年は鳩に向かって本音を叫んでいたのではないか。普段友達に言ってやろうと思っても、言えない一言を。
「お前なんかボスじゃない!」
もしそうならなんて楽しそうな生活だろう
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